不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

ショート法とか沖縄とかキャリアとか

【体外19周期目・採卵周期D2】未計測

5日前にプラノバールを飲み終えて、昨日少量の出血が始まった。これ、D2でいいんだろうか。ともかく、ピルで調整をして、採卵周期の始まり。

なぜか本日の内診で「右シスト14ミリ」と女医さんの声。まじーまた残留卵胞か! とガックリきたけども、血液検査の結果、ホルモン値は問題なしということで、無事採卵Goが出た。ホッε-(´∀`; )

初のショート法にチャレンジする今回。採卵目標は28日、その2日前の26日に次回診察と決まった。あれ、思ったほど通院が多くない。なんと、ショート法って楽ちん!? 通院回数が少なければ少ないほど助かる私としては、俄然ショート法に心奪われる…

しかし、今月はその採卵予定日の28日夜から名古屋出張の予定があり、卵の育ちが悪いと、採卵は出張後の31日以降に延期。29、30は東京にいないというのは前回も伝えていたんだけども、先生は今日また「29、30が不在と。うーんそうか…」と難しげに呟いていた。これも綱渡り感満載。どうかどうか、無事スケジュール通り採卵できますように。

さて。

先日の3連休で、友人とそのお母さんとで旅した沖縄では、マナティに癒された。

レタスを食うマナティの図
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ホエールウォッチングに出かけてめでたくクジラも見られたし(友人、船酔いによりダウン…)、なかなか珍道中だったけど、旅行中にいろいろゆっくり考えることもできた。

今回の旅行はそもそも、沖縄に移住してレストランを開業した大学の友人が招いてくれたのだった。彼女は2まわり近く年上の旦那さん(シェフ)がいて、近況を話している時にぽろっと、子どもできないんだよねーと言っていた。

オ「あーうちも!で、不妊治療してる」
友「そうだったんだ。お金かかるんでしょ?」
オ「かかるかかる。めっちゃかかる」
友「うちはさ、養子をもらおうかって話してる」
オ「養子、考えるよね」

なんだか、デジャヴ。ついこの間、年末に飲んだ友達とも似たような話をしたばかりだった。やっぱりできないもんだな、30代後半ともなると。そしてみんな一度は考えるんだな、養子。事情はそれぞれだけど。言葉にできないことがきっと、いろいろあるだろうけど。

さて、仕事は年明けから順調に盛りだくさんな中、昨日は上司との面談で、年末にやった360°評価の結果を返却された。普段のわたしの仕事ぶりについての、上司や同僚からのフィードバック。フリーコメントの中に、上司のさらに上司からと思しきもので、とても重たい期待の言葉があった。昨日からぼーぅ…と、その期待について思いを巡らせてみている。

キャリアとして、さらに上を目指すのか、今のまま専門性を磨くのか。上を目指すつもりなんて全くなかったのだけど、今だって責任が重くなるのは全力で回避したいとかも思うけど、でも冷静に考えれば選択肢はいろいろあり得るのだな、と今さら気づいてしまった。気づいたのがいいんだか悪いんだが、自分でも全然わからなくて、ぼーぅ…とするしかない、まだそんな状態。

少し前までなら、いやいや子ども生むし! 育休がっつり取るし! 上を目指すとかとんでもない、何の冗談ですか? と一笑に付していた。

だけどフラットに考えたらそれも狭い考え方で、別に子ども生んだからといって上を目指さなくていいわけじゃないし、役職が上がったら子育てができないと決まってるわけじゃない。理屈では、そういうこと。だから、自分の選択肢を自分で狭めるべきじゃないんだろうなぁ、とぼんやり思い始めている。

かたや、今週いっぱいで産休に入っていく隣の部署の女子のパンパンなお腹とか見てると、ああぁぁ…と羨ましさのあまりなんだか何も考えられなくなったりもして。ううむ。結論は全然、出そうもない。

本日の会計
¥53,540
クリニック累計
¥3,341,270