不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

第一回方針検討会議

【7周期目D16】36.50


体温、依然上がらず。とはいえ、昨日の衝撃の検査で自然妊娠の可能性がほぼないかもという事態になったので、既に今周期のことはもうどうでもよくなっている。


今日も休日出勤で朝から仕事でヘビーな会議だったのだけど、昨夜、オットとも緊急会議を開催した。


以下、オットの見解。

・そもそも、どうしても子どもが欲しいかというと、そうでもない。いないよりは、いた方がいいかなというレベル。子どもがいない夫婦は世の中にたくさんいるし、いなくても幸せなカップルは幸せだ

・しかし、後で後悔するのは嫌なので、可能性があるなら、また原因がわかっているのなら、積極的にできるかぎりの治療をすべきだと考える。治療は感情的にならず淡々と、できることをやればよい

・我々は幸い共働きで、資金には余裕がある。住宅ローンの繰上げ返済分を治療費に当てることもできる。働いている限りは、治療は続けられるだろう

・治療に関しては、ブログやらネットの不確かな情報に踊らされているオマエ(わたし)の話では埒が明かないので、自分で専門家イコール医者の話を聞きたい。ついては、できる限り早期に、体外受精ができる病院に出向こう


こう理路整然と言われるとまったくその通りだと思うものの、これまでたいして真剣に考えていなかったくせに今さらエラそうに!とわたしはちょっと腹が立つところもあり。


オマルの反撃。

・もっともだと思う部分もあるが、実際のところ今後も治療の主体となるのがわたしで、アナタは出すもの出せばそれでいいだろうというスタンスなら、やっていける気がしない

体外受精となると仕事にも影響が出るし、そもそも採卵てどうやるか知ってるのか。お腹に針突っ込んで卵子に刺すんだぞ。早起きして月に何回も病院通って待たされて仕事に飛んで行ってって、その生活の負担感が本当に具体的に想像できるのか


オットは、わたしの言葉を完全に感情論と受け止めたようだった。オマエは意外とスイーツwっぽいことを言うよな、と言われ、わたしがムッとすると、こいつの気持ちにも配慮せねばと考え直したようだった。


そういう処理の仕方をされるとまた腹立たしい点はたくさんあるのだが、まずは治療に向けて現状認識を共有できたというところで、第一回会議は終了した。