不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

BT35日目 まさかの繰上げ卒業

【体外26周期目・移植周期D59】未計測

7w5d。クリニックで経過確認したところ、なんと今日で終わりでいいですよ、と言われた。不意打ち卒業…!

本来なら、これから通う病院を次週までに決めてきて、というタイミングだったぽいのだが…

先生「ホルモン値も十分出てますので、薬は今日で終了しましょう。次の病院は決まってますか?」
オマル「あの実は、問い合わせたら早く初診に来てと言われたので、既に初診は済んでまして」
先生「あ、そうですか。次回はいつ?」
オマル「来週です」
先生「じゃあもう今日紹介状出しますね。こちらは今日まででいいですよ」
オマル「えっそうなんですか! 前回、あと2回と聞いたのですが」
先生「ええ、でももう来週行かれるんですよね。7週5日ですし、問題ないですよ」

というわけで、急遽卒業となった。わあ!! 想定外。

肝心のお腹の中の様子はというと、CRL12.3ミリ、心拍169bpmで、正常範囲とのこと。胎嚢サイズはもう測られなかった。

とりあえず2回続けて心拍が確認できて、大きさも前回からそれなりに育っているようでホッとしたけど、毎回内診台に上がる緊張感ときたらハンパない。

そして先生からは診察終わり際に思い出したように、「あ、少し子宮内に出血があるようですので、安静めに過ごしてくださいね。歩きすぎたりとかしないように」と言われた。やはりか! ここ1週間茶オリや出血は見てないけど、先週見たエコー画像の黒っぽいのはやっぱり出血だった模様。これが絨毛膜下血腫ってやつなのかな。あぁ、この心臓に悪い日々はいつまで続くのか…

それにしても、予定外の卒業となったため何だか少し後ろ髪を引かれる思いでクリニックを出た。最後に院長先生に挨拶したかったなとか、看護師さんやスタッフさんにもお礼を言いたかったなとか、いろいろ思うことがあったけども、他の患者さんの目もあるので普通に何事もなかったかのように帰るしかなく。

会計時に、紹介状とアンケートを渡された。アンケートは、この後の経過をしばらく経ってからクリニックに報告するもの。うまく出産までたどり着いたら、そう書いて送れるといいと思うのだが。先が遠すぎてまだ全くイメージできない…

さて、クリニックを卒業したらしようと決めていたのが、親への報告。

実は親よりも先に、先週の心拍確認後、直属の上司には既に報告を済ませていた。というのも、そもそも(どこの職場もそうであるように)人手不足なところに加え、2月でベテランの同僚が一人退職する予定と聞いたから。わたしは順調に行けば来年のゴールデンウイーク明けくらいに産前休暇に入れるはずで、どうせなら貯まりに貯まった有給をくっつけてできれば4月末で出社を終えたいと妄想していた。

2月と4月に連続して人が抜けるとなると、それはもう大騒ぎして今から人を手当てしなきゃならないレベルの話なのだ、うちの部署は特に。だから、打ち明けた時には上司も、心から喜んではくれつつしかし、その後相当顔つきが厳しくなっていた。そりゃそうだよね。

というわけで、期せずして肉親より先に他人にカミングアウトするという事態になり、そういや今育休中の同僚ちゃんも、親より上司に先に話したと言ってたなーと思い出した。その時はナニソレ、アハハと笑ってたのに、同じハメに陥るわたし。

というわけで、まだまだ全く安心できない局面ではあるものの、とりあえず結婚から3年半首を長くして、でも知らんぷりして待ってくれている双方の親に、第一報を入れることにした。

わたしは実母が亡くなっているので父に。オットは実父が亡くなっているので母に。

親からの返信は短かったけども、喜んでくれているようだった。陽性が出てからずっとバタバタで妊娠したことを噛み締めてる暇もなかったけど、父のメールを見て初めて、ああ妊娠したんだなぁ…と今さらの感慨に襲われた。

本日の会計
¥7,560
クリニック累計
¥5,171,030

※ブログはあとちょこっとだけ続く