不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

移植中止

【体外3周期目・採卵周期D16】36.66


一昨日の採卵日夜の発熱は昨日午前中には下がり、昨日は午後から出社して仕事をしてきた。


本日、採卵から2日目。体の状態が良ければ新鮮初期胚を移植する予定で、意気込んでクリニックに行ったのだが。


結果、撃沈・゜・(ノД`)・゜・。


内膜13ミリ、右卵巣69ミリ、左卵巣59ミリと両卵巣に腫れがあり、腹水が40ミリほど溜まっている。


採卵後に発熱したことも伝えると、2ヶ月後まで移植は見送っては?と言われた。


それでも決断は患者に任せるようで、理事長先生はわたしの返事を待ってくださっていたので、迷いつつも、「できれば、戻してみたいんですけど…」と言ってみたのだけど、起こりうるリスクをもう一度説明してくれて(血栓症とか)、泣く泣く諦めることに。


今回移植したい!と焦った理由には、受精卵の数と状態が気になったというのもある。昨日聞いた通り、正常受精したのは4個。そのうち2個は、分割スピードが早すぎて(現在6〜7分割)あまり良くないと。移植するなら、現在2分割の2個のうち1つ、ということだった。


その2つが上手く育ってくれるといいのだが…と迷っていると、「胚盤胞になるまで待たず、今日全部凍結することもできます」と理事長先生。


結局、全て今日時点のもので凍結をお願いすることに。


10個も成熟卵が採れたのに、この結果。どうも、頑張っている2個の受精卵もあまり期待が持てないのではないか、という気がしてくる。


やっぱり精子の質が良くないのか、卵子の質も悪いのか。卵子の活性化を、やっぱりお願いしたほうが良かったんじゃないか。今日凍結せずに胚盤胞まで育ててみて、全滅したらまた新たに採卵した方が時間短縮にもなり良かったんじゃないか…


いろんなことが頭をよぎる。もう受精卵はできてしまっていて、それがどうなるかなんて神の領域のこと。わたしが悩んだところでどうなるものでもないのだけど。


今日は、同じ日に採卵をしたと思われるご夫婦が何組かいて、ああ、他の人たちは移植できるのかな、いいなあ…と思いながら、とぼとぼお会計へ。


前回注射をこぼして、予備の注射を使った分の費用が会計時に上乗せされていて、なんと注射1本が2万ちょっと。余計に落ち込む…


仕事中のオットにLINEで結果報告してから、帰りに銀座に寄って、エストネーションでヤケ買いをした。エンフォルドのグレーのカシミアクルーニット、¥38,000。


妊娠はできないけど、5万も昇給したし、自由に買い物できるし、わたしは別に不幸じゃない。不幸じゃない。


次回通院は2週間後、移植は11月の予定。それまではまた暇になる。またマッサージでも行くかな…


本日の会計

¥27,300

クリニック累計

¥546,640