不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

腹部の張り。休養。焦り。

【体外3周期目・採卵周期D17】36.90

台風が近づいているそうで、大学の友人とのランチは延期。


1日家にこもって、TBSオンデマンドで半沢直樹祭り。見逃した回も含め、一気に鑑賞した。今週放送の第9話を見終わり、大満足。


しかし朝からどうも体調がパッとしない。下腹が張り気味なのと、軽い頭痛、頭がボーッとする感じ。台風が近づいているから、気圧のせいかもしれないけど、気になってOHSS(卵巣過剰刺激症候群)について少しだけ調べてみた。


例によって2,3ググっただけなので定かではないけども、刺激療法で10個以上卵胞が育ったときに起こりやすい卵巣の腫れ、腹水。治療法は基本安静にするしかないらしく、重篤な場合は入院、点滴も。


水分コントロールが重要で、水を飲みすぎると腹水が増え、水を摂らないと血液の濃度が上がる?


なぜか昨日も一昨日も喉が乾くので大量に水を飲んでたのだけど、飲みすぎも良くないのか、と反省。かといって、尿量が減ってくるのも危険な兆候らしく、今日1日尿量に注意してみた。今のところ全く問題はなさそう。まあ、お医者が問題ナシと判断して2週間後の診察になってるんだから、当たり前か。


ただ、卵巣が腫れる場合、多くは採卵から1,2週間後が腫れのピークになるとの情報も。仕事の都合を考えても、これ以上は症状が出ないでほしい…と祈るばかり。


休養しながら、半沢直樹を観ながら、少し気持ちの切り替えを試みた。


思い出したのは、会社の仲良し先輩(独身女性)に不妊治療のことを話し、「焦らないようにね」と言われたこと。正直、言われたときは(イヤ、焦りますよ!)と思った。同じように子作りしている人にしか、この気持ちはわからんかなーと思ったり。


だけど今日ふと思ったのは、渦中にいるときはどうしても視野が狭くなって、「これは自分にしかわからない! 何も知らないくせに!」となりがちだよなー、ということ。


例えばヘンな男にハマった時とかw 友達全員が、そいつはやめろと言ってるのに、自分だけが「わたしにしか彼のことはわからない!」と思い込んでたり。焦るなと言う当の先輩だって、結婚したくていろいろもがいて焦って、傷ついたりもしている。他人のことなら「そんなに焦らなくても」と思えることも、自分のことだと冷静になれないもんだ。


子どもを持つためにこんなに苦労してるのに…とか、そう思えば思うほど焦ってしまうのだけど、「あんた、焦ってるよ。正常な判断できてる?」ってたまには自問しないとな。


昨日移植延期になって凹んだわたしは、確かに焦っていた。11月には35歳になってしまう。そりゃ焦るべきことでもあるんだけど、むやみに周りが見えないほど焦ることで、道を間違える可能性もある。


初めて採卵して、多少結果が芳しくなかったというだけ。時間がたてば移植はできるし、今回の卵がダメでも、また採ればいい。何回かトライして、授からなければ諦めればいい(と潔く言い切れるほどの覚悟はまだないけども)。


対象に没頭しすぎると、執着する。男に対しても、こんなに尽くしたのだから、見返りを、と思うようになる(一般論でw)。


努力はするけど、こだわらない。そういう人に、わたしはなりたい。