不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

夏の終わりのせつないバーベキューとか同窓会とか

【体外13周期目・お休み周期D9】36.05

久々に36.5を下回った体温。下回りすぎて、測り間違いかもしれん。

先週末は筋トレ仲間たちと恒例の高輪プリンスガーデンバーベキューへ。昨日の土曜は地元で中学の同窓会、他にも平日に女子会が数件と、人に会う予定満載な8月後半。

中学の同窓会となると、一応東京23区ながら今の住まいとは23区の端っこ同士という遠方な地元に出向くことになる。実家を出てからは滅多に降りたなくなった駅、かつてよく通った駅前のファミレスや喫茶店(カフェではなく断じて喫茶店)。駅前の景色を見ただけでちょっとした郷愁を感じる。

学年全体で150人ほどいたうちの、30人強が集まって、定年を迎えた担任の先生2人と今やどこだかの副校長になったという当時20代だった先生を囲んだ。

わたしは幹事連中とはたまに顔を合わせていたけど、20年ぶりに再会する人もたくさんいて、あちこちで歓声が上がる賑やかな会だった。

同窓会ってのはなんでこんなに切なくなるかな、といつも思う。

その場は大盛り上がりで、でも帰る頃には決まって、祭りの後のような寂しさがやってくる。ひとしきり思い出話と今なにしてる?を交わして、大人になったお互いを確認する。中学のときに交差した人生のラインが、それぞれ違う方向へと伸びていたんだな、とお互いが歩いてきた今までの道をうっすら想う。そして、三々五々、またそれぞれの人生に戻ってゆくような。

土地柄なのか、地元に残っている人がわりと多くて、中学生や小学生の子どものいる人がほとんど。既婚子ナシと未婚が合わせて2割くらいか。だからどうということもない、羨むことも卑屈になることもないのは、薄い薄いつながりだからだと思う。普段の生活に近ければ近い方が、互いに比べたり競ったりしてしまうものだ。

幹事が張り切って来年も開催すると息巻きていた。来年の今頃には妊娠してるといいのだけど…と思いつつ、タバコの煙が立つ2次会のカラオケ個室で夜遅くまで話し込むなんて妊婦にはできない楽しみだわ、とも思ったり。

いずれにしても、来年はまた違ったわたしになっていますように。