不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

ラッシュに襲われて

【体外22周期目・お休み周期D15】36.55

暇なお休み期間中なわけだが、周りがにわかに妊娠出産ラッシュで落ち着かない今日この頃。

同い年で会社の別部署にいる女性が産休に入ったり、同じくまた別の部署の同い年女性で1人目産んで少し前に復帰したと思ってた人のお腹がいつの間にか膨らんでたり。

6年ぶりに会った高校の同級生が臨月(2人目)だったり、誕生会をやった同い年飲み友達が、ずっと迷っていた2人目にトライするとついに決意してたり。

同級生を産もうねと言ってたらサクッと1人目ができた大学の同期が出生前診断の話をしてたり、同時期に育休とろうねと言ってたらこれまたサクッと1人目が産まれた同僚ちゃんが、早くも1年の産休明けで復職してきたり。

そういや小学校の同級生のところも2人目がそろそろ産まれるし、大学の同期の年賀状にも今年パパになります、ってのと、2人目が産まれる予定ですってのがあったわそういえばー…とキリがない連想ゲーム。

こんだけ積み重なるとさすがに堪える。世の中にこれだけわんさか赤子が誕生するというのに、自分だけがぽっかりと取り残されているような焦燥感。馬鹿馬鹿しい錯覚だと頭ではわかっていても、ぐっとノドが詰まるような苦しい感じ。嗚呼、修行が足りない。

移植を前にかなり煮詰まっていることもあり、予定してたイタリア逃避行では、同行するバツイチ独身女子とともに、じっくり人生を見つめ直す時間を持とうと思う。世界は広いし、人生は豊かだ! 子どもができるできないなんてどっちでもいいじゃないか! アモーレ! と悟りを開けることを切望しつつ。