不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

BT13日目 ダメ押しクリアブルー

【体外26周期目・移植周期D37】36.80

クリニックで陽性判定をもらってから4日目。祝日に出勤した分の、本日代休日。4日ぶりに朝イチ尿でクリアブルーを試してみた。

終了線が出る前に判定ラインが見え、みるみる濃くなって終了線より濃いラインがはっきり出た。4日前より濃くなっているのは確かで、それだけでも少し安心できた。少しだけど。

が、基礎体温がちょっと下がるとか、しばらく便秘気味だったのが、2日続けて便通があったとか(冷静に考えたらいいことじゃないか)そんなことにやはりビクビクすることもあり。なかなか落ち着かない日々。

他のブログでよく見るような、着床した周期の体調みたいなことを記録しようにも、実は大した体調の変化はなく、「今周期はこれに気をつけました」的なネタもない。なんなら8,9月は今年イチ忙しかったんで、移植前のストレス状態はきっと決して良くなかったし、食生活だってとても規則正しくバランス良しとは言えなかった。

ちなみに今回移植した卵は2月に採卵したものだけど、その時だって、地方出張先で風邪ひきつつも付き合いで遅くまで飲まざるを得ず風邪をこじらせ、セキのしすぎで肩こりを悪化させた挙句、肩こりから来る頭痛で嘔吐して夜間救急外来に駆け込んだという、何ともヤバい周期だった。

今さらながら思ったのは、ほんとに妊娠って人の意のままになるものじゃないんだなということ。努力してできるわけでもなく、何かに気をつけたらいいというのもなく、正解もなく、ただただ、気の遠くなるような偶然の繰り返しの上に運良く出会えるかもしれないくらいの、なんて不確実で不安定で残酷なものなんだろうと。

でもそういう厳然として神秘的な、人間にはどうにもできない領域のことだからこそ、願ったり信じたり、これは試練だと捉えたりそれでも前向きにいこうと決めたりと、客観的には何の意味もないただの出来事に、自分で意味を見つけていくというのが大事なのかもしれないと思ったりする。

ちょうど9月末までで、足掛け5年やってた手持ちの中で一番大きいプロジェクトがついに終了した。今抱えているもう1つの大きめなプロジェクトも、来春にいったんの決着を見る予定。本当にただの偶然なのに、ああこれこそベストなタイミングだったのかもしれない、と少しだけ思えてきている。