不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

BT9日目 判定日

【体外26周期目・移植周期D33】37.02

午前中にクリニックへ。血液検査の結果、

血中HCG値 225mUI/ml。

「着床はしていて、値もちゃんと出てますね」と先生。もう、嬉しいというよりホッとしたというか脱力したというか、はぁぁぁ、とため息が漏れてしまった。

実は今朝、朝イチ尿で再度クリアブルーを試していた。尿をかけてすぐ、終了線より早く判定ラインが見え始めたので、一昨日よりも反応は速くなっているようだった。ラインの濃さは、4,5分以内に撮った2枚の写真を比べると一昨日よりややハッキリしている。まだ終了線よりは薄いけども。

その朝イチの実験でだいぶ勇気づけられはしたものの、いざ先生の口から結果を聞くとなると、過去8回にわたる死亡宣告がトラウマのようにアタマをよぎって、直前までビクビクしてしまった。

次は胎嚢確認だそうで、提示された診察日は2週間弱先。そんなに先まで診てもらえないのか、とびびる。なんなら毎日でも血液検査したいくらいなのに!しかしもう後は卵の生命力を信じて腹をくくるしかないのか。

問診室を出る間際に、看護師さんに小さなメモを手渡された。

hcg値、4週0日という今日の週数、そして出産予定日が書かれたイラスト入りのメモ。何これ嬉しすぎる…(つД`)ノ と頭がぼーっとしてしまった。

さて、とは言え気になるのは、どうも黄体ホルモンの値が良くなさそうなこと。先生曰く、やはり補充が必要な数値なので、8週くらいまではホルモン補充していきます、と。で、薬はルトラールからルティナス膣錠に変更になった。エストラーナテープも継続。

ちなみに内診の結果、内膜は14ミリと言われたけど、どうも子宮が変な方向向いているのか、何度も角度を変えて内膜を探られたのが気になる。そんなん気にしてもしょうがないのだろうけど、もう超ちっさいことまで全てが気になる!(>_<)

薬を出してくれた看護師さんも、まずは良かったですねーhcgしっかり出てますよ、と言ってくれた。BT9日目でだいたい100あれば良いと言われていると。それは事前に調べてあったけど、やっぱり看護師さんの口から言われると安心するもんだな。

次の診察日まで何かあったらどーすればいいんでしょう、とすがりついてみると、ちょっと笑って「出血とかですか? そしたらお電話ください」と。よくあるのは出血と腹痛。そうなったら安静が一番です、と。運動もやめた方がいいですね、と確認して、しばらくピラティスを休むことに決めた。どうせ移植してからは行ってなかったのだし。

オットにLINEすると、「つまり妊娠したってこと?」と何とも間抜けな返信が来た。コノヒトは一昨日クリアブルーで陽性が出た時も同じことを言ってたのだそういえば。まだまだ油断はできないと、オットも慎重になってるのかもしれない。

でもまずは、このクリニックに2年3ヶ月、タイミング法で通ってたクリニックを加えると3年近くの治療歴で初めての妊娠陽性判定につながった、生命力の強い卵に感謝したい。移植時はぶさいくだと思ってごめん… しかも転院先に浮気したりして超ごめん… 頑張ってお腹に潜り込んでくれて本当に嬉しい。

本日の会計
¥19,200
クリニック累計
¥5,129,190