不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

ET5日目・これまでの振り返り

【体外19周期目・採卵移植周期D24】36.73

3日目新鮮胚移植から5日目。着床するとしたらしている時期。しかし新鮮胚移植は3回目で、さすがにもうどんな体調だろうが、薬のせいだと思うようになった。今回も、多少お腹が張っている程度。平常心平常心。

ちなみに今回、なぜかオットが妙にやる気を見せ始めている。前回に続き、精子が好調だったのと(と言っても200万/mlだけど…)、授精結果も比較的良さそうだとわかったことで、俄然前向きになった様子。

「今回の採卵で、行けるような気がするんだよな」
「まあ、初期の状態では今までで一番良さそうだと思うよ。胚盤胞凍結できるかはまだわからないものの」
「最近、本気で子ども欲しくなってきたし!」
「えっ…(ていうか今までは何だったの? アホなの?)」
「あ、猫のトイレはおれ洗うからオマエは動くな! つーか、うろうろ動きすぎ。ちょっとはじっとしてて」
「えっ…ありがとう。でも掃除してるだけなんだけど」
「いやそもそも前から思ってたけどオマエは詰めが甘い。そうやって採卵とか移植の前後に動き回ったり遅くまで仕事したり筋トレ行ったり」
「えー…そうかな(そうでないとは言い切れない弱さ)」
「移植した後くらいじっとしてたらいいのに!」
「お言葉ですけど、移植後動こうが動くまいが結果は変わらないらしいよ。マラソンとかするわけじゃあるまいし」

身体を気遣ってくれるのはありがたいものの、オットの上から目線に何か釈然としない…

ただ、これまでわたしの詰めが甘かったというのは否定しきれない。今回は、というか今年からは基本的に仕事よりも治療を優先せねば、と思っている。実際今週も、なるべく7時8時には仕事を切り上げるようにしている。代わりに祝日の今日は出勤だけど、無理に遅くまで残ってやるよりも、なるべく仕事を平準化して1日当たりの業務時間を短縮し、その分睡眠時間を確保する!と心に決めて。

さて、移植後いろいろ治療について検索していたところ、インプランテーションウィンドウっていうのが気になりだした。受精卵が着床可能な期間のことで、通常排卵後5〜7,8日目。これが、採卵周期には投与するホルモンの関係で手前にズレたりズレなかったり、ホルモン補充周期の移植では後ろにズレたりズレなかったり(まあつまりよくわからないんだけど)、さらにその長さには個人差や年齢による差もあるとかないとか(結局よくわからないんだけど)。

そこで、これまでの戦績を改めて振り返ってみた。

1〜3回目・アンタゴニスト法で採卵

1回目
2日目凍結時4分割胚(フラグメントゼロ)
→移植前日に融解し、翌日8分割胚に
排卵3日後想定で移植
→陰性

2回目
2日目凍結時5分割胚(フラグメント10%)
→移植前日に融解し、翌日8分割胚に
排卵3日目想定で移植
→陰性

3回目 2個移植
2日目凍結時6分割・7分割胚(フラグメント30%)
→移植前日に融解し、ともに翌日8分割に
排卵3日目想定で移植
→陰性

4〜5回目・低刺激法で採卵

4回目
3日目新鮮12分割胚(フラグメント10%)
→採卵3日後に移植
→陰性

5回目
6日目凍結胚盤胞4BB(フラグメント10%)
→融解、アシステッドハッチング
→移植時5BBに(この時のルトラール開始日を記録しておらず、移植日が5日目だったのか6日目だったのか不明。でも、移植前の診察が5日前だったから、たぶん5日目想定)
→βHCG12.4で陰性

6回目・低刺激法で採卵

6回目(2段階移植)
3日目新鮮9分割胚(フラグメント不明)
→採卵3日後に移植
→6日目新鮮胚盤胞4AB(卵子活性化・フラグメントゼロ?不明)アシステッドハッチング
→採卵6日後に移植
→陰性

7回目・ショート法で採卵

7回目
3日目新鮮分割胚・桑実胚なりかけ(フラグメントゼロ)
→採卵3日後に移植
・・・・・イマココ・・・・・

こうして見ると、受精卵の質の悪さもさることながら、なんかタイミング合ってなさそうな予感もする。5,6回目に移植した胚盤胞はともに6日目だったのだな(今気づくかそこ)。いろいろ調べているとやはり5日目に胚盤胞になっているものがより望ましいのと、6回目の移植は5日目がちょうどクリニック定休日の日曜に当たっていたことが判明。なので、そもそも成長スピードが遅めで6日目に胚盤胞になったのか、5日目に胚盤胞になってたのかどうかすらわからない。そこだよーわたし、ちゃんと確認しとけよー!!

もーこれまでちゃんと先生や培養士さんの話を聞いてるつもりだったのに、やはりまだ詰めが甘かったか。今後はちゃんと逐一卵の状態や日数を確認しなければ。

今回の3日目で桑実胚直前は、4回目の12分割の新鮮胚移植にやや近いパターン。4回目と同じと見るなら望み薄か、卵の生命力で何とかなっているか…神のみぞ知る。

こうやって1つ1つ事例を積み重ねていくと、今後の戦略も練れるようになるのではないか(いやほんとは積み重ねずさっさと妊娠するにこしたことはないが)。