不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

働きマンとして

【体外3周期目・採卵周期D13】未計測

嬉しいことが起きた。


今日昼間、10月人事の内示があった。実は先週末に、既に隣のグループの元上司に、わたしを引っ張ろうとしたけど今回は失敗した、と聞いていたので、異動がないのはわかっていた。


異動じゃないとすれば、この時期告げられるのは昇格か降格。昇格の話は今期に入って上司から匂わされたこともあったけど、実現は五分五分くらいかなとあまり期待しないようにしていた。


で、結果昇格してた!


素直に嬉しい。毎月の給与も5万ほど上がるし、ボーナス算出の基礎額も上がるので、家計上かなりでかいのだ。


こうなると我ながらゲンキンなもので、昇格するまで妊娠しなくてむしろ良かったかもしれないと思えてくる。何しろ、育休とって復帰して、という流れに一度入るとしばらく昇格どころではないし、復帰しても時短ともなれば給与は減るわけだし。


今のうちに、できるだけ昇格しておくのが、長い目でみればきっと良かったのだ。


これでスパッと妊娠できたら、本当に最高なんだけど。さすがにそこまで上手くはいかないか。


閑話休題。曾野綾子氏の主張が物議を醸している。ほんとは、件の週刊現代を読んでから書くべきなのだろうが、わたしはべつに論客でも何でもないので無責任に感想を吐き出させていただく。


「女は出産したら辞めろ」だなんて、ずいぶん思い切ったことをおっしゃるものだ。


わたしは仕事柄いろいろな企業の課題を直接間接で聞く機会が多い。昨今、上場企業を始め多くの日本企業で聞かれる人事課題は、働かないお荷物女性よりも圧倒的にお荷物男性、特にシニアと呼ばれる40代後半以上の社員の処遇に関するものが多い。


時短や育休制度に守られてあぐらをかく女もそりゃいるだろう。そこは否定しないけど、バブル期ベースの高給と降格がほとんどない日本型人事制度にあぐらをかいてるオッサンのほうが、よっぽど企業の存続、日本経済の発展にとってクリティカルな問題なんじゃないかと思う。


いまググってみたら、曾野綾子氏って御年81歳。もともとこの方の発言ってもうある種芸風みたいなものだし、お年寄りの戯言と思ってスルーしたほうがいいんだろうな。


というわけで、もうこんな時間。いよいよ明日、というか日付変わったので今日。初採卵が上手くいきますように。