不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

HCG注射こぼした…

【体外3周期目・採卵周期D12】36.59

いよいよ採卵前最後の注射。


これ。ゴナトロピン。変な名前。

f:id:rubaiyat21:20130910220950j:plain

ガニレストで排卵を抑制してたのを、今度は起こしてやる薬だそうな。この注射は時間厳守で、写真にあるように病院でキッチリ日時を書いてくれている。看護師さんの指示通り、本日22時ちょうどに射てるように、10分前から薬を溶解して準備をしていたところ。


大事な注射だという焦りからなのか、単なるウカツのなせるワザか、なんと注射器のピストンの部分で薬液を吸うときに、勢い余ってそのままピストンを引き抜いてしまった。ぎゃー。


当然、吸った薬液はそのままバシャッとぶちまけられて再生不能。まさに覆水盆に返らず…


こういう時のために、病院からは必ず予備の注射が支給されている。ここまでノーミスで進んで来たのに、ついに予備に手を出す日が来ようとは。痛恨のミス。


その上、ミスによってさらに気持ちが焦ったのか、注射針の差し込みがやや緩い状態でお腹にブスっと刺してしまったようで、注入した薬液が注射器と針の接続部分から少し漏れてしまった。あわわ。


まあ、3滴くらいのもんだからたいした影響はないだろう、と無理やり自分に言い聞かせて注射終了。ああ、疲れた…


ちなみにこの予備の注射を使ってしまうと、当然後からお金取られるわけで。この注射だと、確か1000円と聞いた気がする。

※追記 その後判明したところによると、この注射は1本2万円だった(つД`)ノ


とにかく、思わぬトラブルがあったものの、無事最後の注射をクリア。明日は1日、久々に注射なしDAYだ。


さて。今日帰り際に、先日も書いた同僚ちゃんの妊娠が発覚した。2月から産休というから…えーと、いま何ヶ月だ?


メールのやりとりだったので、おめでとうと普通に喜べて、まあ予想していたことだし、本当にめでたいなあと思う。うらやましすぎるけど。


最近久々に男性不妊でベビ待ちの人たちのブログをいくつか読んだのだが、「何でワタシばっかりこんな痛い、辛い目に合うの〜!?」とキリキリしてるヒトのブログに触発されたのか、わたしも思い出したように「ほんと、なんでわたしばかり?」とフト思ってしまった。


連日の注射は面倒だけど大した苦痛ではないし、幸いあまり体調も変わらない。別に不愉快なことなんて特にないのに、なぜかイライラが募って、オットに八つ当たりしたくなる。


子作り始めたと思ったらすぐできる同僚ちゃん、男性不妊でもオットさんが謙虚で優しいご家庭とか、自分より良さげな状況の人たちと自分を比べてしまうのだ。比べまい、比べまいと思っているのに。やだやだ。


オットに八つ当たりするのも、わたしはどこかで、「オットのせいなのに何でわたしが」とずっと思ってるんだろうと思う。今日、同じ部署の離婚寸前の後輩ちゃんに笑い話的にそんな話をしたら、「それ絶対ダンナさんに言っちゃダメですよw」と爆笑しながら釘刺された。わかってるけどねー…