不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

心騒ぐ3月

【体外20周期目・お休み周期D11】36.47

判定後、気が抜けてぼんやりしているうちに早くも3月。今月に入って俄かに身辺が慌ただしい。

今週は4月人事の内示週間で、週明けに異動の打診をされた。なんと現在のプロジェクトを持ったまま、隣のグループへ異動せよとの無茶な内示。それはあまりに不合理ではと抵抗したところ、すったもんだの末に異動の話は撤回となったものの、隣のグループと現グループの兼務という結論に。人が足りていないのは認識してるけども、兼務にすりゃいーってもんじゃないだろうと… いろいろ思うところはあるものの、内示にイチャモンつけて曲げさせてしまった手前これ以上の反抗は得策ではない。結局、4月から2部署兼務の身の上になった。

さらに今日、驚いたニュース。とても仲の良い大学時代の友人から妊娠したと知らせがあった。まだ検査薬で陽性反応が出たところの、本当にごくごく初期らしい。

実は前回の採卵・移植後にこの友人と話していて、彼女も10年近い結婚生活を経てとうとう子どもが欲しいねという計画を立て始めた、と言っていたので「同級生を産みたいね!」と話したばかりだった。彼女は結婚して数年で一度流産し、その後諸事情で子どもを作ることを見送ってきた、というかつくれなかった、と言うべきか。

何しろ、子どもを持つことについてとても長いこといろいろ考え続けてきた彼女とその旦那さんだったから、そして我々夫婦の不妊を知って自分のことのように泣いてくれたりもした彼女の妊娠だったから、知らせを聞いて驚きつつわたしも自分のことのように嬉しかったし、幸せだったし、それと同時に強烈に感じた。やっぱり同級生を産めたらきっとずっと楽しいだろうな〜(´・_・`)と。彼女も、また流産するかもしれないし、と不安そうだったけども、うまく行けばおそらく11月くらいの出産のはず。

そのこともあって、ますます迷っているのは次の周期の治療。オットとは、続けて採卵する方向で合意しているけども、やはり移植を先にすべきだろうか。3つの胚盤胞のうち、1つくらいは当たりなんじゃないだろうか。はやく戻して、少しでも早く妊娠したいという気持ちと、3つともダメだったらまた真夏の採卵になる、という不安と。焦っても仕方ない、わたしにはわたしにベストなタイミングが絶対あるはず、と思いたい。一方で、仕事が落ち着く気配もなくて、ベストなタイミングなんて来ないのかもしれないという弱気もよぎる。

いや、そんな弱気はいかん。わたしはきっと今年妊娠する。36歳のうちに産める可能性はなくなったけど、きっと36歳のうちに妊娠してやるのだ( T_T)。。。