不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

三度目の正直。採卵日

【体外11周期目・採卵周期D14】未計測

採卵日。しかし「三度目の正直」っていうよねーと何気に意味検索したら、「逆に言えば3回やってダメなことは諦めろという意味」的なこと書いてあるサイト見つけて激しく暗い気持ちに…

先週金曜午前中の診察で、左右卵胞が5〜7個ずつ見えており、内膜も8ミリ超えだったので、予定通り6月30日採卵、と告げられたのだった。しかしなんと29-30日とオットが出張で採精できないことが判明、本日7月1日に採卵となった。

オットと朝一でクリニックへ。2人して、1年ぶりのスクリーニング検査も受けることに。オットは採精してすぐ出勤。わたしは心電図と血圧測定後にリカバリールームへ。

なんと本日の採卵はわたし1人きり。看護師さんによると、日曜が定休の関係で火曜の採卵はごく少ないとのこと。そうだったのか!今回ギリで日程ズラしたから異例の火曜になったんだな。

で、座薬入れる前に看護師さんに「飲食してないですよね」と言われて青ざめた。すっかりころーっと忘れて、朝ごはんにおにぎりを食べてしまった! 採卵も3回目ともなると緊張感がないのだな。なんてこった…

幸い、看護師さんが先生に確認してくれて、食べた量も少ないしまあ大丈夫でしょうということに。ホッ。なんでも、麻酔をする関係で、麻酔中にアレルギー反応などのショック症状が起きた場合に備えて、胃の内容物は空にしておく必要があるとのこと。吐瀉物が気管を塞いで窒息するのを防ぐためとか。はあ、そうであったか。ほんと反省…

で、座薬入れたらすぐにオペ室へ通され、点滴、心電図、血圧計が装着される。ほどなく採卵開始。本日の採卵は院長先生。「痛い? もう少しですよ」と確認してくださりながらの、丁寧な採卵であった。大して痛くないので、なんだか気を遣われて毎度申し訳ない。

モニターを見てたのだけど、どうも前回に比べて気持ち卵胞が少ないような? 今回珍しく左の卵胞がよく育っていて、逆にいつも快調な右卵巣が不作だったもよう。

術後1時間休んで、例のズルズルガーゼを引き抜き、大事なく終了。さらに少し待ってから、採卵結果の説明があった。

結果、卵胞大2、中5、小6だったかな。中以上を数えるのだったか、穿刺数は7。採卵数はそのうちの4。大きさは大2、中2だった。右から2、左から2。どうやら大の2つとも左卵巣のよう。前回が5つ採れたので、それと比べると1個減で少し心もとないけども、まあ仕方ない。

一方、精液所見が思いのほか悪く、計器での計測不能で数値が出ていなかった。がーん。わたし、これで確信。オットの精子は絶対夏バテしている。前回3月はけっこう調子が良かったのに、暑くなるにつれて弱ってきてるとしか思えん。思えば昨年同時期の初診時も同じく計測不能レベルだった。精子は熱に弱いわけだし、オットは超絶汗っかきだし、暑さ起因なのは間違いない気がする。もうこの採卵終わったら絶対に絶対に寒くなるまで採卵しない!と心に決める。

ところで今回は、初めて卵子の活性化をお願いしていた。試しに、採卵数の半数を活性化させて受精率を上げる試み。採卵できた4つのうち、成熟卵が4つだったら2:2、3つだったら1つを活性化、2つだったら1:1で活性化するというので、それでお願いしますと同意した。この数では果たしてやる意味あるのかわからないけど、受精率が50%を切るオマル家としては、卵子活性化は期待の新兵器だ。

受精確認は明日の昼前後の電話を待つことに。今日はタイミング良く代休を取得できたので、ぷらっとランチをして家路につく。

本日の会計
¥270,000
クリニック累計
¥2,361,300