不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

夢クリ訪問記と病院選びふたたび

【7周期目D25】36.78


個人的な京極夏彦リバイバルで、電子書籍版「鉄鼠の檻」を読みふけってしまったここ数日。


昨日の日曜、ついに新橋夢クリニックに行ってきた。


いよいよわたしも不妊治療らしくなってきた、と感慨深く。朝8時ちょうどにオットと2人、新橋駅着。クリニックで初診受付を済ませる。受付番号は50番代。


看護師による問診の後、4階で待つこと2時間。院長の問診。そして精液検査。わたしの検査はナシだって。拍子抜け。


精液検査の結果が出たのがさらに1時間後。ふたたび院長登場。精液の画像を見せてもらったのだけど、なんとちょっとみたところ動いてる精子が2匹しかいなかった! ガーン!


「非常に厳しいですね。非常に厳しい」と院長は2回繰り返し、さらに検査結果の用紙にも「非常に厳しい」と手書きで書いてくれた。どんだけ厳しいんだ…


顕微授精になるが、やってみないとオット、わたしともにどういう状態か予測はつかない。顕微やるなら、今周期飲んでるクロミッドの後1回休んで、次の次の生理の3日目に来るように、とのことだった。


さらに看護師さんに注意事項を聞いて、お会計をして、終わったのは午後1時頃。実に5時間仕事。


新橋のモスカフェでごはんを食べながら方針検討会議。さすがのオットも、ほとんど動いていない精子の画像がショックだったようでややイライラ気味。


その後、オットは仕事へ。わたしは友人宅へ遊びに出かけた。以上が新橋夢クリニックデビュー記録。


で、昨日から今日にかけて、オットと話しているのは、さらに病院探索をしてみようということ。


新橋夢クリニックは、確かに人気も実績もあり、信頼できるのだろうと思えたけども、一方で、明らかな男性不妊がわかっている我々にとってベストな病院かどうかという点については疑問が残ったのだ。


もともと泌尿器科も受診してみようと言っていた通り、わたしは顕微授精をするにしても、多少精子の状態が改善する可能性があるならその治療も並行して行いたいと思っている。


男性不妊の多くは原因不明で治療も難しいというが、だからといって原因を確かめようともせずにやみくもに顕微授精、というのは個人的にはどうもスッキリしない。


オットも同じ見解で、いったん新橋夢クリニックは保留し、男性不妊に強い別の病院、または泌尿器科を訪ねてみようということで合意した。


そんなこんなで、本日ネットで見つけたKクリニックに電話をし、22日土曜に予約をとった。


オットはAmazonで何やら不妊治療に関するマンガ解説書を購入した模様。「住宅ローンに不妊治療…ワシも大人になってきたものだ」と嘯いている。どうなることやら。


本日の会計

オマル: ¥960

オット: ¥1270

合計 ¥2,230