不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

胚盤胞凍結

【体外8周期目・採卵移植周期D23】未計測・ETたぶん7日目

移植1週間後の内診AND受精卵のその後を確認しにクリニックへ。

結果、残ったたった1つの受精卵が胚盤胞になって凍結にこぎつけてた。わー! めでたく今周期の目標達成。ほんと良かった。

クリニックではたぶん、通院開始以来最短の滞在時間だった今回。着いて待つこと数分、すぐに内診、間髪入れず院長のお話、しばらく待ってお会計、とこの間、約20分強。今回は採血もなかったしな。

内診の結果、内膜10.3ミリ、卵巣右35ミリ、左は忘れたけど、右卵巣に少し腫れが残っている以外、特に気になることはなさそう。今回は移植日も今日も、腹水ナシ。

内膜があまり厚くなってないのが気になるけど、珍しく院長先生に質問してみたとこ、移植時の9ミリより厚くなってるし、あまり心配ないとのこと。うーん。そんなもんか。前回判定日なんて内膜が16ミリもあって、でも着床すらしてなかったし、あまり関係ないのか。

院長先生のお話によると、凍結した卵のグレードは4BB。キタ! 噂に聞く胚盤胞グレード。院長先生が資料をもとに簡単に説明してくれた。数字は成長の進み具合で、アルファベットは赤ちゃんになる細胞と胎盤になる細胞の数の多さ、だったか。悪くないグレードですよ、と言われたけど、Aがつくのがいいんじゃないのーということで、クリニックを出てひとしきりググる

グレードは確かにAAの妊娠率が最も高いけど、確かにBBでも妊娠してる人はいっぱいいる様子。そりゃそうか。じゃなきゃ凍結しないって。ちなみに、凍結したのは6日目の胚盤胞で、これも5日目の方がいいとか何とかあるみたい。つまり、われわれの唯一の胚盤胞さまは、ちょっと成長が遅く、そんなに細胞密度も高くない、ということ。それでも胚盤胞胚盤胞。もう、胚盤胞って入力しすぎて、iPhoneの予測変換、「は」って打つと胚盤胞と判定、って出てくるわ。

さて、内膜も薄いんで相変わらず移植した方の卵の安否が心配なわけだが、残念ながら体調の変化一切なし。お腹の張りとかちょっとした違和感は、これまでもさんざん体験してきた高温期の症状と一緒。ここ数回の周期との違いと言えば、そういや高温期中にお腹を下してないな、ということぐらい。

治療を始めてから、薬の影響なのか何なのか、高温期中盤頃に盛大にお腹を下すことが増えてたのだけど、ここ数週間そういえばお腹下してないなと。尾籠なハナシだが、ホルモンの影響ってのは恐ろしいもので、わたしはてきめんに胃腸にくるタイプなんだろう。今思えば2週間前の激しい胃と食道あたりの圧迫感も薬のせいなんではと思えてならない。

とにかく、高温期途中に1,2度お腹を下すのが定番になっていた最近に比べ、今回比較的腸の状態が安定している気がする。とはいえ下すのだって毎回ではないから、これで妊娠したかも!なんて思えないしな(というか、こんなことで妊娠したかもとまたヌカヨロコンデ、判定でダメージをくらいたくない)。今回エストラーナテープもないし、誘発の薬とか前回までと違う服薬してるしで、たぶんホルモン具合がここ数回と違ってるんだろう。

胚盤胞凍結という目標に到達した今、次なる課題は着床。胚盤胞ができて、着床だけでもしたと分かれば、治療を続けていればいつか妊娠できる気がする。3歩あるいて2歩、つーか2.99歩くらい下がってる気分だけど、1ミリでも前進してれば、いつかゴールにたどり着くんだろうか。

本日の会計
¥52,500
クリニック累計
¥1,720,050