不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

ET9&BT6

【体外11周期目・採卵・移植周期D26】36.99

二段階胚移植をした今回。ETでいうと9日目、BTだと6日目。

2段階目の移植以降の体温は、36.96→37.10→36.86→37.07→37.11→36.99(今日)という推移。いい具合に高体温続きなんだけども、薬飲んでる時の体温ってあまり関係ないと聞くし、まあ毎日蒸し暑いし、単に夏!ってことにしておく。

ただ、それとは別に今回、もしかして着床くらいはしたかもしれない、と思う出来事が。

根拠その1 移植翌日の下腹部の痛み

移植翌日の午後4時頃だったか、仕事してたら下腹部、ちょうど子宮のあたり、少し右寄りにズキーンと何かで突かれたような鋭い痛みが。思わず、アイテテ…と声が出てしまい、隣の席の後輩ちゃんに心配された。

それで唐突に思い出したのだけど、前回の凍結胚盤胞移植の後、同じく翌日に良く似た痛みが走ったのだった。その日は休日で、時間は午後1時頃。家の雑巾がけをしていた時だった。床に這いつくばって雑巾握ったまま、同じくイテッ!とつぶやいたような記憶。

その時はあまり気にしてなかったのだが、いずれも胚盤胞を移植した翌日ということを鑑みるに、ひょっとして世に言う着床痛ってやつでは?と思った次第。医学的には着床の痛みなんて感じないと言われているらしいから、ただの偶然かもしれないけど。

根拠その2 下腹部の突っ張るような感触と、喉の渇き

これも、前回の凍結胚盤胞移植で微量のhcgが検出されたときと同じ症状。下腹部突っ張りのピークはBT2〜3日目で、お腹に何か住んでるのか?と思うような、内側から細い棒で突っつかれるような感触。その後、BT4〜5日目にかけて、日中にかなり喉の渇きを感じた。

ともに、前回と本当に良く似た症状なので、ひょっとして今回も着床までは行ったのでは?と予想。しかも、あまりに症状が似すぎていて、一度着床したものの継続しないってところまで前回と同じでは、と思ってしまう。残念ながら。

他に、BT3〜4日目には、妙にオエッとなるような胸のムカつきがあった。BT3日目の午後は5時間に及ぶ長い会議の進行をしてたのだけど、ちょっと喋るのがしんどいと感じるような息苦しさ。

ただこれは、その時ちょうど台風が接近していたのでその影響かなとも思う。たまに気圧の関係で具合悪くなったりもするしな。

というような、なんだかハラハラする妄想劇場を繰り広げた1週間。しかしけっこうあっという間だった。お得意の想像妊娠かもしれないし、着床したかもしれないって期待も捨てきれない。

明日はいよいよ判定日。前回の判定はBT9日目だったので、今回ちょい早い。

確か、本来クリニックの判定はBT8日目が目安だったと思う。今回は採卵をしたので、本来はBT5日目頃に一度卵巣の腫れなどの経過観察と、残りの受精卵のその後について聞くための通院が必要だったのだけど、BT4,5日目、つまり昨日とおとといの金土は、どうしても終日抜けられない仕事があって、クリニックに行けなかったのだ。そのため、少し早めのBT7日目となる明日が判定日兼経過観察日となった。

残りの受精卵については、胚盤胞移植の当日に、ほぼ成長が止まっていると聞いていたので、今回凍結できた卵はないはず。つまり、貯卵はゼロ。

明日結果を聞いて、ダメだったら3周期くらい休もうと思っている。

昨日の土曜の仕事後、誕生日を迎えたオットとパレスホテルの琥珀宮で中華ディナーを堪能しながらの会話。

オマル「着床したかも!」
オット「オマエいっつもそんなこと言ってるからもう結果でるまで信用しない」
オマル「まあねー判定までわからんね。だけど子どもできたら、こんなところにディナーにも来られなくなる」
オット「子どもに合わせた食生活になるよな、どうしても」
オマル「そういえば、今回二段階移植だから、双子の可能性もあるんだもんね」
オット「双子!いいじゃないか」
オマル「多胎はリスク高いんだよ。それに、ほんとに双子だったりしたら仕事続けられるか不安」
オット「そういうことか。まあできるんだったら双子でもなんでもいい」
オマル「そうねー胚盤胞まで育てば、やっぱり着床までは行きやすいみたいだし、あとは当たりの卵を待つしかない」
オット「続けてればできるよ」

というわけで、今回も残念な結果に終わったとしても、たまには豪華ディナーも楽しみつつ、お休み周期も適宜挟みつつ、気長に我々の赤子ちゃんを待つことにする。