不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

1個だけ受精確認

【体外15周期目・採卵周期D16】36.55

なんとビミョーな体温。ホルモンが混乱を来たしている証拠だろーか。

さて、本日11時過ぎにクリニックから電話があった。2つあった卵は両方成熟卵で、顕微授精を行ったところ、1個だけ正常授精したとのこと。もう1つは、異常授精だったそうだ。

とりあえず、最初の関門は突破。たった一つ残った卵が、胚盤胞まで育ちますように。

さて。下半期が始まって、上司との目標設定面談があったので、治療について話しておくことにした。わたしの仕事はプロジェクトごとに別部署の上司と仕事することもあり、一番大きいプロジェクトの上司にはだいぶ前に治療のことを言っておいたのだけど、直属の上司に言うタイミングをずっと逃していたので。

直属上司はどうも薄々勘付いていたんじゃないかと思うけど、ざっくばらんに状況を話したところ、もちろん調整しながら治療をすることはOKだし応援したいと。基本的にこういう点の理解が得やすい仕事や上司で、ラッキーだなと改めて思う。

いやーお金かかって大変すよ、とぶっちゃけモードで話したら、「え、こんな少子化が問題になってるのに、保険きかないの? マジ?」と、わたしがペラっと口に出した治療費聞いて驚いていた。そうだよなぁ、知らない人はやっぱりそう思うよなぁ。

オマル家の体外治療費、昨日の採卵を終えて約300万に到達。もう記録つけんのやめよーかな、と思うほど湯水のようにお金が出て行く。それでも2人で働いているぶんには資金はあるのだから、やっぱり恵まれているのだな、とも思う。やれるところまでやるしかない。