不妊治療diary

36歳・結婚4年目のオマルが綴る、男性不妊と、働きながらの子づくりにまつわるよしなしごと

胚盤胞ならず。来年に向けて

【体外17周期目・採卵周期D24】36.89

昨日クリニックへ行ったところ、残念ながら希望の卵1つは、7分割で成長が止まっていた。無念…T^T

院長先生と、次の採卵に向けて相談。

オマル「前回のアンタゴニスト法、今回の低刺激、ともに採卵数が2つでした。2-3回目の採卵は低刺激でしたが、4-5個採卵できていた。この間に、急激に卵巣機能が低下したという可能性はあるのでしょうか?」
院長先生「それはありません(キッパリ)」
オマル *・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
院長先生 「なぜなら、周期の始めの段階で、複数の卵胞がきちんと見えている。ですから、卵巣機能が急低下したということではない」
オマル 「となると、ここ2回はたまたま不調だった?」
院長先生 「まず、今回についてはもともと刺激の方法として、たくさん採れる方法ではありません。薬、注射が少なかったですよね」
オマル 「はっ、そういえばそうですね」←そうだったのかー、そんなことも知らんかった…
院長先生 「前回についてはアンタゴニスト法でしたが、途中から失速しているように見えます。これは何とも言えませんが、途中早い段階でLHが上昇してしまったことが関係しているかもしれない」
オマル 「そういえば、途中でLHを下げる薬を飲みました。つまり、ホルモンが上がったり下がったりするタイミングがイマイチだったということでしょうか」(これはわたしも仮説として考えてたんだった…)
院長先生 「そうですね、原因ははっきりしないが、こういうことはたまに起きますので」
オマル 「なるほど。卵巣機能がダメなわけじゃないとわかって、何となくスッキリしたような」

院長先生 「それで次回の採卵ですが、今回卵巣の腫れが少ないので、次の生理がきたら開始できます。ちょうど年末年始にかかりますが、生理5日目くらいまでに来られれば」
オマル 「はっ、わかりました!」(ヤル気)
院長先生 「誘発の方法ですが、やはりある程度数を採っていきたいですね。ショート法、点鼻薬を使って排卵を抑えていく方法ですが、まだ試していないのでやってみる価値はあると思います」
オマル 「数を確保したいというのはわたしも考えていました。ショート法というと、低刺激ではないのですよね」
院長先生 「高刺激です。アンタゴニスト法は、途中から注射で排卵を抑えますが、今回は点鼻薬を始めから使うことで排卵を抑える方法です」
オマル 「わかりました。ではそれでお願いします」

こうして、次回年明けの採卵はショート法で行うことに決まった。何だか、採卵方法片っ端から制覇していく勢い。しかし、何しろ精子の量と質に難がある以上、数打って当てる作戦が一番良いのではないかと思える。高刺激は通院の回数も体への負担も多いけども、気合いを入れてやるしかない。

終了時、院長先生が「来年こそ良い結果をだしましょう」と言ってくださった。その一言で俄然やる気でるわ〜♪( ´▽`)

帰宅してオットに話したところ、「たくさん卵を採りにいく方向に賛成」とのこと。最近はクリニックが混んでいて、わたしの仕事の合間をぬっての通院が地獄絵図だったこと、思うように結果も出ないことから、実は先日オットは転院の可能性を探ることもほのめかしていた。

確かに、昨今の混みっぷりは大変なものの、わたし個人としては、まだクリニックを変えるべき合理的な理由は見つかっていない。というより、いまのクリニックがベストかどうかは、わたしが不勉強なせいもあって、よくわからないという方が近いかもしれない。いくつか、こうだったらいいのになぁと思うことはあるし、決して100%信頼し切って京野様についていきます!というほど信者なわけでも全然ない。

しかし、会社や自宅から通える範囲で新しいクリニックを探し、そこの治療システムに慣れていくことそのものが、仕事しながらのわたしには負担が大きいのだ。明確にここが不満!もしくはこういう治療システムでやっていきたい!というものが見えない限り、来年もこのクリニックで頑張っていこうと思っている。

ちなみにオットの採精結果は、ここ数回で最も好成績の400万/ml、運動率も48%ほどで、やはり冬場の方が調子が良いことに確証を得たわたし。オット曰く、「亜鉛飲んだのが効いたのと、長風呂を控えたのが勝因」とのこと。イヤ、勝ってはないけどな。

こうやって、オットも以前よりは自発的に自分にできることをやろうとしてくれているようだ。

というわけで、今年の治療は全て完了。来年はまたゼロからのスタートとなる。

本日の会計
¥2,160
クリニック累計
¥3,279,450