5回目の移植
【体外9周期目・移植周期D32】36.71
昨日、D31。予定より1週間遅れで、無事胚盤胞を移植してきた。
実は前日の金曜、集中して仕事してたら夕方から背中がバキバキに凝り始め、首が回らない状態に。肋骨あたりまで固くなっていて、息苦しいほど。深い呼吸ができない。やばい。この状態で移植は、やばすぎる。
急遽、翌朝一番で駆け込み寺整体を予約。移植は午後からだったので、その前に何とかせねば、ということで、幸いいつもお願いしている院長先生の予約がとれた。
ひいひい言いながら帰宅して、ゆっくりお風呂に浸かる。ベッドに寝転がると、仰向けがツライ… 背中が圧迫されて、寝ていても息が苦しい。ますますやばい。
肩こりや足のむくみに効くマッサージジェルを背中に塗ると、スースーしてやや楽になったので、早く寝なきゃ早く寝なきゃ!と唱えながら就寝。
翌朝10時に整体へ。職場の先輩に紹介してもらった鍼灸マッサージ。わたしは鍼灸はやってもらっていないけど、院長先生はご自身もスポーツをやっている方で、マッサージの腕は神業レベル。
全身をほぐしてもらったら首が回るようになった! それと、足もみをちょいちょいやってた成果か、ふくらはぎから下は柔らかいと言われた!
というわけで、軽くなった体でランチを食べ、いざクリニックへ。
まず培養士さんのお話。小部屋に入ると、培養士さんの手元の胚盤胞写真がパッと目に飛び込んできた。ギョッとしたのは、なんかぐちゃっとした変な形になってる!?ということ。融解直後と見られる写真はまん丸なのに、その隣はいびつな胚。まさか。まさか良くない状態なんじゃ…と内心焦りまくる((((;゚Д゚)))))))
しかし培養士さんは淡々と、「融解してアシステッドハッチングも済んでいます。この部分にレーザーを当てまして…」と説明してくれた。凍結時に4BBだったグレードは、5BBに進んでいるとのこと。マジかー!!
「あのう、このぐちゃっとした変な形は、大丈夫なんでしょうか」と念のため聞いてみる。
「ハイ、ハッチングしたところから中身がどろっと出始めている状態で、問題ありません」と返ってきた。おお!
ホッとしてリカバリールームに戻り、しばし待ち。看護師さんに呼ばれて、オペ室に入った。本日も院長先生の移植だった。ぼーっとモニターを見ていると、胚盤胞の映像が。今度はダルマみたいな形になっとる!ちょうど同じくらいの大きさのまん丸いのが2つ繋がった状態で、なんじゃこれは!双子? と慌てるわたし(今思えば何という無知…)
「きれいな胚ですね〜」と看護師さん。えっあれきれいなんですか!?
「きれいだと思いますよ」と力強い看護師さんのお言葉。まじかー、あのダルマは普通の状態なのかー、とキツネにつままれた気持ちで移植完了。
移植後は、ぷらっと家の近所で買い物をして帰宅。オットは仕事で遅いとのことで、一人で簡単なご飯を食べてお風呂掃除とアイロンがけ。
明けて本日、朝からシーツや布団カバーの洗濯と掃除の家事三昧。しばらくやっていなかった家じゅうの雑巾がけをしてスッキリ。床の雑巾がけって股関節をけっこう動かすので、子宮周りの血の巡りも良くなるといいのだが。
けっこう気温も高いので短パンの部屋着で過ごしてたのだけど、冷えないように腹巻と冷え取り靴下は装備。が、やはり少し冷えたのかホルモンの関係か、ブランチにニンニク食べたからか、何のせいかはわからないけど、終日お腹を壊したような軽い痛みがあった。便は普通の状態だったので、お腹壊しませんように…と祈るのみ。
さて、家事を終えてのんびりしつつ、昨日の胚盤胞の形が気になってググってみたら、謎が解けた。
培養士さんが見せてくれたいびつな胚盤胞の写真と、移植時のダルマの正体は、いわゆる孵化中胚盤胞とか脱出胚盤胞と呼ばれるもので、殻から中身が出てくる途中の状態。グレード5というのはつまりこの状態のことだったのか!(無知)
よく考えたらアシステッドハッチングというのは、凍結で固くなってる殻を割れやすい状態にするものだった。わたしが見たのは、レーザーを当てたところからちゃんと殻が割れて、中身が孵化しかけている卵だったのだな。今更なっとく。
これが完全に殻から出るとグレード6になる。この孵化しかけの胚盤胞っていうのは着床率もわりと高いらしくて、とはいえ今回の場合やや成長遅めの6日目の胚盤胞だったのだけど、少し期待できる状態なんじゃないか?と思い始めた。
グレード5の胚盤胞は、早ければ移植後1〜2日で着床を開始するらしく、もしかしたらお腹の中で今必死の戦いが繰り広げられているかも。
判定は連休最終日の6日。連休中も2,3回仕事に出る予定だけど、なるべくのんびり体を休めなければ。
本日の会計
¥183,600
クリニック累計
¥1,978,580