卵枯渇
【体外17周期目・採卵周期D12】未計測
バタバタしているうちに採卵周期に突入していた。ちょうど11月半ばからずっと社外でのアポが入りまくっており、スケジュールの調整が厳しいことが予想されたので、実は今周期は治療を見送ろうかと思ったりもした。
しかし、夏の間サボっていたのもあって、この冬は1周期たりとも無駄にできないところ。考えた挙句、どーーしても外せないアポとかぶったらその時点で採卵中止すりゃいいか、低刺激だからお金的にもそんなもったいなくないしね！という大ざっぱな見通しのもと、治療開始。
D4の診察で、例のサバサバした女性のセンセイと相談し、今回は低刺激でということに。薬は、まずフェマーラを4日服用、その後D8の診察からフェリングの注射開始。D9からガニレスト開始。
綱渡り的にアポやらミーティングやらの調整をつけつつ、土日出勤したりもしつつ、普段わたしより激務なオットをして「働くねぇ…」と言わしめるシマツ。毎晩帰りの電車で「何を目指してんだわたしは」と自問しそうになりながら、どうにかこうにか今のところクリニックには通えている。
この前の土曜なんて、朝イチで社外の人を集めたミーティングがあったので平日より朝早い電車に乗ったら、注射の副作用か、抗生剤の副作用か、前日飲んだ忘年会の酒の残りか、その掛け合わせかわからないけども、うおえぇぇぇ…と胃の腑の中身ぶちまけかけた。必死にハンカチで防御しつつ、同じ車両に乗ってた人にちょっと避けられつつ、しかしここで電車を降りるわけにはいかん！会議室の鍵持ってるのわたしだし！と死ぬ思いで、こみ上げた胃液を嚥下し、ますますうおえぇぇぇとなるループ。電車の中でぶちまけるわけにいかんと、我ながら決死の形相だったと思う。あぁマジわたし何目指してるんでしたっけ神様、と涙目で仁王立ちして電車に揺られ続けた。後で気づいたら、こみあげるモノを押さえるのに顔面に力入りすぎたせいか、目の周りの毛細血管が切れたらしく、目の下一帯に点々と赤い内出血の跡が。ぎゃー…
そもそも前回の誘発からどーも副作用らしき症状を覚え始め、それがボディブローになってきている、最近。前回アンタゴニスト法で薬きつかったからか？と思ったりもしたんだけど、低刺激の今回も何となく朝、気持ち悪い。朝ごはん食べなきゃ戻さなくて済むのだが、食べなきゃ食べないでお腹減って気持ち悪いし。つわりでもないのにこんな目に遭うなんてクソー(−_−＃)
忘年会シーズンなわけだけど、少し酒控えるべきだよなーとは思う。副作用らしきものも、酒飲んだ翌日がやっぱひどい、ような気がする。だいたい治療中の身としては不良なんだな、酒飲むなんぞ。不妊治療するからには真面目にお酒やめてる人も多いというのに。ただどっかに、「あっ今日はお酒やめとくー」とか言うとアラアラおめでたかしらウフフとか思われかねんかなーそれは困るしなーという自意識過剰な気分もあって、大して酒好きなわけでもないのに、付き合いでちょこちょこ飲んでしまうからいけないのだ。
副作用に加えて、いよいよ深刻化してるっぽいのが、卵枯渇問題。今日D12で内診したところ、右卵巣に19ミリと14ミリ。左卵巣には小さい卵胞ばかりで、心もとない結果に。前は低刺激でも4,5個の卵を収穫できていたのに、明らかに減っている…。元々低刺激って、1,2個採れればいいのかもしれないけど、どーも成績がガタガタと落ちてきているのが不安だ。費用対効果的にも。
要因として考えられるのはやはり老化、そして季節的に冷えの問題。もう一つは、仕事脳になりすぎて体が男になりつつあり、無理やり注入してる女性ホルモンに体が拒絶反応を起こしているという説。って、なんの科学的根拠もなくわたしが今思いついた説だけど。意外にそういうセンもないとは言い切れん。
何というか、男化！ とにかく男化しとる！ 大きな声では言えないけどここんとこ全くそういう気分じゃなくてどうもセックスレス気味だしなぁ…やばいやばい。
本日の診察で、採卵は明後日18日に無事決定した。新鮮胚移植するなら20日土曜と言われ、一瞬考えたけどやはり今回も胚盤胞まで待って凍結してもらうことに。とにかく、まずは可能性の高い胚盤胞をめざすのだ。今回下手したら卵の数自体1個とかゼロとかあり得るわけで、上手く授精するかどうかもわからないけど。
とりあえず今年はそこまで頑張って、年末年始はゆっくり休んで女性ホルモン回復作戦を決行せねば。なんか、薔薇の香りかぐとか？ いけてる下着買うとか？ ボディクリーム的なものを塗りまくるとか？ 恋愛小説読むとか？ そしてオットと温泉旅行行くぞと。
はぁ。
子ども欲しい。でも仕事もしたい。この2兎を追う旅は、来年も続くのだろうか（´-`）.｡oO（
D4の会計
¥13,420
D8の会計
¥53,680
本日の会計
¥7,560
クリニック累計
¥3,058,050
